防犯カメラの種類

目次

• 防犯カメラの効果と用途
  • 01.防犯カメラの効果
  • 02.主な用途
• 防犯カメラの種類と信号タイプの比較
  • 01.防犯カメラ　形の違い
  • 02.防犯カメラ　映像信号タイプ
• まとめ

防犯カメラの効果と用途

01.防犯カメラの効果

防犯カメラの効果の一つは「抑止力・威嚇」です。（犯罪・トラブルなどを未然に防ぐ効果の事）　

人通りの多い場所や、人目につかない死角などに取り付ける事により、犯罪の発生し難い環境を作り出す事を目的とします。
また、防犯カメラの映像は録画機に記録をしますので、万が一 トラブルなどが起きた場合は即座に確認することができます。

02.主な用途

防犯カメラは、特定の場所での防犯とセキュリティを目的とした監視システムです。以下は一般的な使用場所と適切な防犯カメラの例です。防犯カメラの最適な使用場所は、特定の環境やセキュリティニーズによって異なる場合があります。

防犯

店舗などの各種施設内や敷地内の監視、街頭の監視、駅・空港・学校・住宅および踏切の監視。

防災

ダム水量監視、道路災害（崩落など）監視、活火山監視、鉄道駅ホームの乗降状況確認など。

安全

工場や学校など広い施設の中で、人の目が届かない場所の安全確認。事故やトラブルなどの緊急事態発生時に、迅速かつ正確な対応が可能。

防犯カメラの種類と信号タイプの比較

01.防犯カメラ　形の違い

ボックス型カメラ

• 防犯カメラとして分かりやすい形状の為、抑止力としての効果がある
• レンズやハウジング等で現場に合わせた組み合わせが可能
  ※ハウジングと組み合わせて屋外での設置可

■おすすめの設置場所
【屋内】エントラン　/　ホール　/　コンビニ　/　住居内廊下　etc
【屋外】駐車場　/　施設出入口　/　非常口　etc

バレット型カメラ

• カメラとレンズ、屋外ハウジングが一体型になった機種
• IP67などの防水/防塵規格に準拠している
• 主に屋外での使用が目的

■おすすめの設置場所
【屋外】駐車場　/　駐輪場　/　施設出入口　/　非常口　/　非常階段　etc

ドーム型カメラ

• カメラとして判別しにくく、建物の外観を損なわない
• レンズカメラ一体型
• 主に屋内での使用が目的

■おすすめの設置場所
【屋内】ホテル　/　マンション　/　事務所内　/　エントランス　etc

タレット型カメラ

• ドームカバーによる光の乱反射を防止
• 3軸構造による自由度の高い画角調整
• 画角調整の際、カバーを開ける手間を軽減
• 赤外線照明の映り込みが軽減される為、高い暗視性能を実現
• 主に屋内での使用が目的

■おすすめの設置場所
【屋内】ホテル　/　マンション　/　事務所内　/　エントランス　etc

全方位魚眼カメラ

• 魚眼レンズを使用
• 360度の撮影が可能
• 盲点のない防犯監視
• 主に屋内で周囲全体を監視したい場所での使用が目的

■おすすめの設置場所
【屋内】レジ　/　店舗　/　工場　/　学校　/　駐車場　etc

PTZ型カメラ

• パン・チルト・ズームの操作が可能
• プリセット位置や自動巡回機能を設定可
• 主に道路や工場などの広範囲で
  ハイセキュリティが求められる場所にて使用

■おすすめの設置場所
【屋外】高速道路　/　駅　/　工場　/　駐車場　/　災害監視　etc

02.防犯カメラ　映像信号タイプ

防犯カメラの映像信号は、アナログまたはデジタルのいずれかである場合があります。デジタル信号は、画質が良く、より高解像度でクリアな映像を提供する傾向があります。一方、アナログ信号は、遠くの距離でも信号の劣化が少なく、より信頼性が高いとされています。

設置環境や予算にあわせ、信号タイプを選ぶことをお勧めいたします。また、現在あるカメラとの入れ替えや増設を検討している場合は、既存の配線を活かし設置することを考慮しお選びください。

まとめ

防犯カメラには多くの種類がありそれぞれ特徴を持った機能を備えています。

使用用途を間違えると本来備え持った機能を発揮する事が出来なくなるだけでなく、防犯カメラの効果である「抑止力・威嚇」を発揮する事が出来なくなる恐れがあります。

機器は、使用用途・使用目的に応じて良く考慮して選定される事をお勧めいたします。